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http://www.tse.or.jp/news/200806/080617_a.html
情報としてはちょっと遅れてしまいましたが、今月22日から呼値が一部変更になるそうですね。
10万円超~30万円以下が100円刻みに、100万円超~300万円以下が1000円刻みになります。
ドコモなど10万円台や100万円台の大型株になると、板ばかり分厚くなってなかなか取引成立しないということがありましたが、それが
逆にCAなどほとんどの銘柄では一枚の板が薄くなりすぎて、大口の注文が出しにくくなりますが、それは仕方ないかな。
しかし今回のルール変更も、問題があったからその部分だけちょっと変えようという対症療法的な印象があります。
10万円超~30万円以下、100万円超~300万円以下をこのようにルール変更するなら、2000円超~3000円以下は1円刻みに、3万円超~5万円以下は100円刻みに、2000万円超~3000万以下を10万円刻みにすべきでしょう。
書き直すと、
300円以下のとき、1円刻み
300×10^n円超~3000×10^n円以下のとき、呼値は10^n円刻み (nは0~4の整数)
3000万円超のとき、10万円刻み
です。
こちらの表がたった3行にまとめられますよ!!
取引制度なんてそんな、大して勝ち負けに関係ないんじゃね?と思われるかもしれませんがかなり重要だと思います。
というか相場が難しすぎるので現実逃避的に考えてみました。
売買単位はすべて1株単位
1000円未満の株価は認めない。
株価の推奨価格帯は1万円~100万円
これらの価格帯を逸脱し、その期間が長期に及ぶ場合はそれぞれの取引所が速やかに株式分割もしくは併合を行うよう警告をだす。
決済は約定日即日もしくは翌日
制限値幅
基準値段 制限値幅
1500円未満 200円
2000円未満 300円
3000円未満 400円
4000円未満 600円
5000円未満 800円
7000円未満 1000円
1万円未満 1500円
1万5000円未満 2000円
2万円未満 3000円
3万円未満 4000円
4万円未満 6000円
5万円未満 8000円
7万円未満 1万円
10万円未満 1万5000円
以下、同様に桁が繰り上がるごとに10倍にしていく。
これを数学的に書き直すなら、
基準値段 制限値幅
15×10^N円未満 2×10^N円
20×10^N円未満 3×10^N円
30×10^N円未満 4×10^N円
40×10^N円未満 6×10^N円
50×10^N円未満 8×10^N円
70×10^N円未満 10×10^N円
100×10^N円未満 15×10^N円
Nは2以上の自然数
特別気配の更新値幅は、制限値幅の10分の1
呼値の刻み
値段の水準 呼値
2000円以下 1円
3000円以下 5円
2万円以下 10円
3万円以下 50円
20万円以下 100円
30万円以下 500円
以下同様。
数学的に書き直すと
値段の水準 呼値
20×10^N円以下 1×10^(N-2)円
30×10^N円以下 5×10^(N-2)円
Nは2以上の自然数
東証のシステムについて具体例を示して考察します。
例えば現在、商いが活発で、成り売り、成り買いがしょっちゅう入るような値動きの荒い銘柄があったとして、板が以下のようだったとします。
東証マザーズ新規上場のようなIPO銘柄が一番わかりやすいのですが、ここのところ少ないからね・・。
板の状態①
売株数 気配値 買株数
7800 2,110
3700 2,105
6300 2,100 ←現在値
2,095 9700
2,090 7700
2,085 6900
これが
板の状態②
売株数 気配値 買株数
3700 2,105
6300 2,100
1800 2,095 ←現在値
2,090 7700
2,085 6900
2,080 5800
次の瞬間(4秒後)2095で1万株約定し、こうなったとします。
2095の買い板がすべて食われたわけです。
こうなった場合、さらに次のタイミング(4秒後)にはかなりの高確率で、2090円をつけます。
そして
板の状態③
売株数 気配値 買株数
6700 2,100
4300 2,095
1500 2,090 ←現在値
2,085 6900
2,080 5800
2,075 4200
さらに4秒後に、2090の買い板がすべて食われてこんなんなったとしたら、次は2085をつける可能性が高いわけです。
つまりは、板が食われ続ける限り、次につける株価もさらに下の株価である可能性が高いと言うことです。
ここで仮に次の瞬間
板の状態④
売株数 気配値 買株数
6700 2,100
4300 2,095
4200 2,090
2,085 1700 ←現在値
2,080 7500
2,075 5300
2085をつけたものの、買い板が残ったとします。
こうなると、次につける値段は2090、上である可能性が高くなります。
すさまじく値動きが荒い銘柄ですと、買い板が次々食われて下がっていく(10ティックとか)中で、現在値の買い板が食われずに残った場合、そこが一時的な底値になるわけで、どこで反転するか、ある程度の目安になりますね。
まあ、実際ほとんど参考になりませんけどね。
もちろん売りと買いを逆にしても成り立ちます。
この辺りの話は、IPO銘柄や、何らかの材料が出てボラティリティの激しく高まっている銘柄の値動きをみるとよくおわかりいただけると思います。
問題なのは、東証のシステムの場合、現在値より低い(ダウンティック)の売り注文(アップティックの買い注文)がどれくらい入っているのかわからないところです。
これがわからないと、どれくらいまで下がるのか上がるのか、判断しづらいです。
東証に対する私の要望としては、例えば上であげた『板の状態②』でいえば、
板の状態②´
売株数 気配値 買株数
3700 2,105
6300 2,100
1800 2,095 ←現在値
注)14200 2,090 7700
2,085 6900
2,080 5800
こんな感じで、現在入っているダウンティックの売り注文の総量を、注マークでもつけて表示していただきたいです。
大証やジャスダックでは、割りとこれに近い形になっていると思います。
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